英語で「絶対に言ってはならない一言」
この話、確か半年くらい前にも
書いたと思うんですが、
ほんとに大事なことなので
もう一度言いますね。
私のクライアントさんは皆さん
「ビジネス英語中上級者さん」です。
中級レベルの人に特に多いのですが
「電話会議」の英語で苦労している、
というケース。
こんな感じです。
↓
~~~
海外の取引先との電話会議。
相手の言ってることが
半分くらいしかわからない。
仮に言ってることがわかった時も、
いざ、英語で返事しようと思っても
英語が文章で出てこない・・
なんども聞き返さないとならなくて
相手に申し訳ない・・・
~~~
これをお読みの方の中には
同じようなお悩みを抱えた方、
多いのではないでしょうか?
実は、「考え方」を一つ変えるだけで
もっと自信を持って話せるようになる
方法があるんですが、
知りたいですか?
↓ ↓ ↓
今日から、あなたも
「英語ができなくてすみません」
と思うのを、止めましょう。
ということです。
その代わりに、こう考えます。
<考え方1>==========
「本来ならば、日本と仕事をする
相手(外国人)の方こそ、
日本語で話すべきである。
しかし、相手は日本語を話せない。
仕方ないので、こちら(私)が
英語で話して差し上げているのだ」
<考え方2>==========
「自分が貢献するのは
英語力によってではない。
仕事の内容、仕事の成果で
組織に貢献しているのである」
================
え?
これでいいのか、って?
そう、ちょっと「上から目線」
かもしれませんね。
しかし、どうでしょうか?
ここに二人の日本人がいます。
AさんとBさんです。
<Aさん>
「英語ができなくてすみません」と
恐縮して、プレゼンもしどろもどろ。
目は宙を泳いでいて、汗もかいている。
いざ、英語で話し始めても、
自分の英語力や発音が気になってしまい
間違えたらどうしよう、と思うと、
しっかり自分の意見を主張できない。
<Bさん>
「英語力よりも、人間力&仕事力だ!」と
割り切って、わからないことがあれば
堂々と聞き返し、多少つたない英語でも
誠実に答えようと、相手の目を見て
しっかり話を聞く。必要なら英語の得意な
日本人の同僚に確認してもらうことはあっても
仕事の内容は自分の主張をはっきり言える。
文法が多少間違っていても、大きな声で話す。
さあ、
「日本とビジネスをしよう」と
いう外国人から見た時、
AさんとBさんのどちらが
「頼りになりそうな人」
「一緒に仕事をしたい人」
「今後もやり取りしたい人」
だと思われるでしょうか?
・・・言うまでもないですよね。
誰だって、Bさんと仕事したい、
と思うはずです。
そういうことなんです。
実際、そのさんが外資系で働いていた時
「英語は拙いが、仕事内容がしっかりしていて
自分の意見が言える人」
と
「英語はペラペラだが、中身のない話をする人」
とを比べたら・・・
最初は、いっけん「英語ペラペラ」さんが
良さげに見えても
相手の外国人だって、一緒に仕事してれば
すぐにわかります。
かつて、私の同僚で
「英語はペラペラだが仕事の中身が薄い人」
がいました。(いるんです、実際・・・)
最初は、その人は
外国人上司たちにもてはやらされ、
いいポジションについたのですが・・・
長続きしませんでした。
早々に会社を去って行かれましたね。
その後も数社を転々としている、
という噂を聞きましたが、今どうしてるかな?
みなさんに目指して欲しいのは
「仕事の内容がしっかりしている」
「英語は、多少つたないしれないが
きちんと通じるレベル」
「もし、通じない、となったら
別のやり方でコミュニケーションを
とる応用力がある」
という、
実用的な英語力、交渉力を持った
ビジネスパーソンです。
そう、
大事なのは「英語が上手いか下手か」
じゃないんです。
これをお読みになった方は、
たった今から、
「英語ができなくてすみません」
っていうの、やめましょうね。