「英語は、ネイティブに習うべきだ!」は本当か
「英語はネイティブに教わるべき」
これは、よく聞く説ですよね。
しかも、本屋さんに行くと
「ネイティブだったらこう言う」
「ネイティブはこんな言い方はしない」
系の本がずらりと並んでいて
「やっぱり、英語は、ネイティブに
教わらないと上達しないのかな・・・」
と思ってしまいがち。
果たして、本当に、そうでしょうか??
これは、そのさん自身が
カナダ人の先生の「マンツーマンコース」を
受けていた時のこと。
そのコースは、当時勤めていた会社が
受講料を補助してくれる、というコースで
なんと、会社の会議室まで先生が来てくれて、
マンツーマンで45分間の
レッスンを受けられる、というもの。
(いま思うと、恵まれた環境でしたね!)
そのさんとしては、
当時の上司がアメリカ人だったので
カナダ人の先生に「メール」や
「プレゼン」をみてもらい、
添削してもらったりしてました。
そんなある時、先生に
「先生は、他にも何社もこうやって訪ねて、
ビジネス英語の生徒に教えてるの?」
と質問しました。
そうしたら、そのカナダ人の先生が
「実は、僕はプロのミュージシャンなんだ。
でも、音楽だけじゃ喰っていけないから
空き時間に、こうして企業で
英語を教えてるんだよね」
などと言うではないですが。
え?
もしかして、今まで、
「ミュージシャン」に「英語のプレゼン」を
教わってたの???
とびっくり。
まあ、先生はいい人だったんですが
でも、どうせビジネス英語教わるなら、
きちんと「ビジネス経験」のある人に
教わりたいですよね?
やっぱり、
「英語でのビジネス経験を持った人」から
教わりたくないですか?
例えば、あなたが
「日本人なら日本語わかるでしょ?
日本語、教えて!」
って言われたら、どうしますか?
日本語のネイティブでも
日本語を教える、となると
「教えるスキル」も必要ですよね?
英語も同じことです。
ネイティブだから、というだけで
先生を選ばないようにしましょうね。