英語力は「自信力」につながる
今日は、「英語力」と「自信力」の関係について
私の昔話も交えてお伝えしますね。
私は、27歳の時に
とあるきっかけがあって、
「英語の再勉強」に取り組みました。
その「きっかけ」というのが
大学時代の恩師であり、
「時事英語」を担当されていた
K先生の一言だったのです。
27歳当時、
私の英語力はTOEIC680点。
当時の勤務先は、
典型的な日本の中小企業でしたので
実務での英語使用経験はなく
「英語は、ちょっと得意科目かな」
くらいの感覚でした。
当時の勤務先の仕事は、
一言でいうなら
「ヒマ!」に尽きます。
インターネット系のベンチャー
だったのですが、受注が思わしくなく
業績は酷いものでした。
しかし、親会社が裕福な会社だった
ためか、全くプレッシャーはなく
至ってのんびりした社風。
朝9時に出社して、
メールチェックし、2つ、3つの
ルーティンワークを終えてしまうと
お昼には何もすることが無くなって
しまい、ぼーっとネットサーフィンを
する毎日。
なんだか、
脳みそが腐ってしまいそう。
「もしかして、
このまま歳をとってしまい、
定年までここに・・・?」
と考えると
なんだかため息が出てしまう・・・
そう思っていたある時、
恩師であるK先生にお会いして、
そんな愚痴をこぼしたのです。
退屈すぎる職場の話、
会社には将来性がなさそうだという話、
このままここにいても何のキャリアにも
ならなそうだと感じていること、
学生時代得意だった英語も
全く使っていないということ・・・
愚痴はとりとめもなく出てきて、
K先生は眉をひそめました。
ひとしきり聴いてくださった後
「あなた、本当に今のままでいいの?」
と言われたのです。
これは、
ぐさり、と刺さりました。
私は、そこで
「学生時代、得意だった英語を
もう一度真剣にやろう」
「そして、TOEICで高得点とって
履歴書に書いて、転職しよう」
と思うに至ったのです。
そこから2年間、池袋にある
某・有名TOEICスクールに通い詰めて
TOEIC900点台を取るに至ったのですが
詳しい話はまた次回にするとして
私にとって、
社会人になってからのやり直しで
英語力が上がっていく過程は、
コツコツと「自信力」も積み重ねて
いく過程でした。
どういうことかというと
スクールでTOEICの勉強する
↓
わかる表現が増える
↓
テストを受ける
↓
TOEICの点数が上がる
「やればできる!」と思う
↓
また頑張って勉強する
↓
TOEICの点数が上がる
「もっとやれば、もっとできる!」と思う
・・・というサイクル。
これを、2年続けたのでした。
TOEIC900を初めて超えたときは
帰宅後、アパートの郵便受けの前で
待ちきれずに届いた結果を開封しました。
夕方の暗がりの中で
「やった!これで履歴書に書ける!」
と思ったのを覚えています
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勉強すれば、
じわじわでも点数は上がる
自分は「やればできる」と思う
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この「やればできる」は
英語以外のことにも当てはまるのです。
私のクライアントさんたちの
受講後の感想で一番多いコメントは
「自信がつきました」
なのです。
発音、文法力、語彙力、
会議、プレゼン、面接・・・
どんな課題をお持ちの方も
3ヶ月で「自信力」まで
つけていらっしゃるのです。
これが、私がこの仕事を
選んだ理由でもあり
クラアントさんと接していて
一番嬉しい瞬間でもあります。
なお、
私のいう「自信力」という言葉は
恩師・K先生 = 河池和子先生の
著作から拝借しています。
先生は10年以上前に
乳がんで亡くなられました。
「自信力はどう育つか」
「自信力が学生を変える」
という2冊の著作で
「自信力」について書かれています。
先生のご遺族のご了承をいただいて
私も「自信力」というキーワードを
使わせていただいています。