9ヶ月でトルコ語が話せるようになったコツ
Cambly講師、アメリカ人のK先生。
英語ネイティブのK先生が、
英語とかけ離れた言語である
「トルコ語」を学んで、なんと9ヶ月で
話せるようになった、
というので、
そのコツをヒアリングしました!
だって、英語ネイティブが、
ゼロから、たったの9ヶ月で「トルコ語」ですよ!?
ということは、
そのK先生に、トルコ語の
習得過程を教えてもらえば、
私たちが、英語を話せるようになる
ヒントになるはずですよね。
では、早速、
K先生から聞き出した
「9ヶ月で話せるようになるコツ」
お伝えします。
K先生に、
「そもそも、どうしてトルコ語なの?」
と聞いたところ、なんでも、周りに
トルコ人の友達が何人かいて、
「トルコ語を話したい?ハハ!君には無理だよ!」
と言われたのが悔しくて、その友達を
見返してやりたくて始めたのだそうです(笑)
これって、
ただ漫然とトルコ語を勉強しよう、
というのではなく
「この友達とトルコ語で話す!」
という明確な目標、目的意識を持って
学習に取り組んだ、ということですよね。
実はこれ、大事なポイントです!
みなさんも、
「英語が話せるようになったらやりたいこと」
をしっかり決めてから勉強してくださいね。
〜〜〜
さて、全く新しい言語を学ぼう、というとき、
ボキャブラリーとかリーディング、リスニングは
本とか動画で学べるけど、
「スピーキング」
は、やっぱり難しい、ですよね?
トルコ語と英語は、
文法構造が全く違うそうです。
例えば、
英語なら「I want something」という
語順になるところが、トルコ語だと
「Something I want」みたいになるのだそう。
そして、自分が学んだことを
トルコ人の友達にちょっとずつ話してみて
たくさんミスしては、
「いや、そこは違うよ」
「正しくはこうだよ」
と修正されながら、徐々に文法を
理解していった、というのです。
そして、驚いたことに
特に「文法だけを勉強」というのは
しなかった、とのこと。
最初の3ヶ月くらいは、単語をひたすら
勉強し、そこからトルコ人を相手に
片言でスピーキングを始めて、
なんとか会話が通じるレベルに到達したのが
始めてから「9ヶ月くらいの時」だった、
というのです。
そうなると、一体、1日に何時間くらい
勉強したのか、気になりますよね?
もちろん、
それも聞いてみました。
そしたら、なんと!
朝起きて、まずトルコ語を1時間
朝ごはんを食べて、トルコ語を1時間
夕方、仕事が終わってからまた1時間
= 1日に3時間、ですよね。
朝一番と、朝ごはんの後と、夕方では
違うワークをやっていたそう。
9ヶ月x3時間 = 270日x3時間
=810時間、です。
それだけ集中して勉強できたのが、
成功要因の一つですよね。
K先生に1日のスケジュールの
コツを聞いたところ
・3時間、続けてやらないこと
・それぞれの時間帯で、違うワークをやること
例えば、朝はボキャブラ、
昼はリスニング、など
・最初の3ヶ月はボキャブラに集中
・4ヶ月目からスピーキングをスタート
・毎日、とにかく話す
そして、少し話してみて、間違えては
トルコ人の友達に
「あ、そこ違うよ、こうだよ」
と教えてもらったり、新しい表現を学んだり、
というのを繰り返したのだそうです。
話した内容をすぐに直してもらえる、つまり
学習した内容に適度なフィードバックが得られる状況
だった、というのです。
〜〜〜〜
さて、これを、皆さんの英語学習に
当てはめると、どうなりそうですか?
これまで、そのさんは、
軽く100人を超えるクライアントさんや
元部下のチームメンバーの英語学習についての
相談に乗ってきましたが、
今までに「英語が全くわかりません」と
いう人は、一人もいません。
皆さん、アルファベットはわかるし、
単語もたくさん知ってます。
文法も、SVCとか、SVOとか、
理解されてますよね。
だとしたら、K先生の
トルコ語よりも、ずっと早く「話せる」
フェイズにたどり着けるはず。
今までのクライアントさんの例を見ても
皆さん、だいたい、3ヶ月程度で
「前より明らかに話せるようになってきました!」
と言っていただけるので、
ざっと、こんな感じです。
1ヶ月目〜 ボキャブラ、文法のおさらい
2ヶ月目〜 発音練習をして、話し始める
3ヶ月目〜 どんどん話す、書くなど、使ってみる
ただし、大事なこと
・英語を話せるようになったら何をしたいか
明確にしておく!
・毎日英語に触れる
→ 最低1時間、できれば3時間!
・間違いを直してもらう場を設ける
→ 英語の先生やネイティブの友達に
直してもらうべし!
ということですね。