「英文メール」にかける時間、短縮しません?
お仕事で英語でメールを書く、
という方にお尋ねしたいです。
1通の英文メールを書くのに
どのくらい時間がかかっていますか?
例えば、
こんな文章を取引先にメールしなくちゃ
ならない、というとき。
〜〜〜〜〜
株式会社XYZ
ABCご担当者様
いつも大変お世話になっております。
先日御社からご発注をいただきました
XXXのパーツの納期につきまして、
誠に恐縮ですが、コロナウィルスの影響により、
中国工場での調達に遅れが生じております。
そのため、当初予定しておりました
X月XX日にはお届けできそうにございません。
誠に申し訳ございません。
引き続き工場側と鋭意調整中でございますが、
現時点では確定したお日にちをお伝えすることが
困難な状況となっております。
現地の状況が判明次第、ご連絡申し上げます。
ご迷惑をおかけし誠に恐縮ですが、どうぞ
ご容赦くださいますようお願いいたします。
〜〜〜〜〜
あなたなら、これを英訳するのに
何分かかりますか?
「こんなの5分もかからないよ」
という方は
ここから先読む必要ありません。
引き続き
そのペースで頑張ってください!
Keep up the good work!
このメールを訳すのに
10分、いや、20分かかりそう、
もしかしたら
30分くらいかかっちゃうかも・・・
という方はここから先をお読みください。
↓ ↓ ↓
こういう文章を訳すとき、
「Google翻訳」使ってますか?
「え?ダメなんですか?」
「時間短縮になる、と思ってました」
と言われる方、多いです。
・・・が、それって、
本当に時間短縮になってますか??
勘違いしていただきたくないのですが
私は、決してGoogle翻訳の利用を
否定しているわけではないです。
数年前までは、Google翻訳って
とても実用に耐えるられるレベルじゃ
なかったのですが、さすがGoogleさん!
このところはとても進化していて、
日本語でかなり難解な文章を入れても
けっこう自然な英訳ができるまでに
なりました。
(技術の進歩、本当に素晴らしい!)
ですが、今回の文章のように
「元の日本語の1文が長い」
「日本語独特のニュアンスが含まれている」
というとき、
このままGoogle翻訳にかけると
ちょっとおかしなことになって
しまいます。
例)
引き続き工場側と鋭意調整中でございますが、
現時点では確定したお日にちをお伝えすることが
困難な状況となっております。
Google翻訳)
We are still working with the factory,
At this moment, we can tell you the confirmed date
It is a difficult situation.
うーん。
ちょっとブツ切れな印象はありますが
悪くない英語です。
かなりいい仕事してますね、と言ってもいい!
しかし、注意すべきは2行目の
we can tell you the confirmed date
これだと、
「確実な日にちを伝えられます」
と言ってしまってますね!?
で、そのすぐ後に
It is a difficult situation.
と言ってますが、
これだと「伝えられるのか」
「それは難しい=できないのか」??
わかりづらくなってしまいました。
・・・実は、この場合の
日本語の「難しい」って
イコール「できない」ですよね?
日本のビジネスシーンで
「あいにく、それは難しいと思います」
と言われたら、あなたは
「ああ、これはできないんだな」
と理解すると思います。
つまり、私たちは
日頃から「忖度」してるわけです。
言外に含まれた意味を汲み取ってます。
「難しいということは、まあ、無理なんだな」と。
でも、
Google先生は忖度しません(笑)
難しい状況です = It is a difficult situation.
これだと、日本人以外には
「難しい?難しいけど、できるのか、できないのか?」
と誤解を招きかねません。
つまり、この場合は、
そもそも元の日本語が
「現時点では確定したお日にちをお伝えすることが
困難な状況となっております。」
ではなくて、
「現時点では確定したお日にちをお伝えすることが
できません。」
と書かなくてはならなかった、
ということですね。
ちなみに、
こちらの文章ならば、Google先生の訳も
We are unable to tell you the confirmed date at this time.
と、はっきり「できません」となりました。
つまり、Google翻訳を使う前に
日本語の文章をしっかり「Google向け」に
しておかなきゃならなかった、ということ。
そうでないと、
訳された英語の文章を何度も読み込んでは、
「ここ、なんだかおかしいような・・・?」
「やっぱり日本語の表現の方をやり直ししよう」
という作業をしなくちゃなりません。
実は、Google翻訳を使ってしまうと
訳された英文を読み込んで
「本当にこれで大丈夫なのか?」と
いちいち確認することの方に
より多くの時間がかかってしまう!
というのが問題なんです。
あなたも、ご経験ありますよね?
・・・
では、どうしたらいいのか?
Google翻訳の訳してくれた文章を
直すことに時間をかけるのではなく
やっぱり、自分で英文をかけるように
なるのがベストです。
その際の英文は「シンプル」かつ
「誤解がなく伝わる」ものでなくては
なりません。
それを、Google使わずに
5分で書けるようになったら、
どうでしょうか?
これまでGoogle翻訳で日本語と英語を
行き来してチェックするのに10分、15分
かかっていた、という人が
Google使わずに「5分」でかけるように
なったら、2倍、3倍のスピードアップ。
もし、1日に5本の英語メールを書くとしたら
今までの「50分」が、「25分」に。
「75分」が25分になったら・・・
一年に換算したら、
ものすごい生産性アップだと思いませんか?
かく言う私も、
外資系で働き始めたばかりの頃は、
英語メールを書くためだけに
夜遅くまで残業していたことも多々あります。
「あー、もっと早く書けたら!」
「何度も見直すだけでクタクタ」
と思っていたのです。
残業して一生懸命メール書いても、
なかなか米国本社の担当者に伝わらない、
欲しい返事が来ない・・・
と悩んだこともありました。
そんな外資系メーカー勤務時代の
私の試行錯誤から学んだ「エッセンス」を、
23日のオンラインセミナーでは
ギュギュッとコンパクトにまとめて
お伝えしたい、と思います。
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あなたも、今までの「3倍早く」メールを
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