「もう日本人とは仕事をしたくない」と言われた話
すっかりご無沙汰になってしまいました!
暑い日が続いていますね。
いかがお過ごしですか?
さて、
ちょっとショッキングなタイトルで
始まりましたが、
今日は、アメリカ人に
「もう日本人とは仕事をしたくない」
といわれた話をしたい、と思います。
〜〜〜
これは、
私が自分自身のスキルアップのために
やっていた「オンライン英会話」での
レッスン中のこと。
そうそう、そのさん自身も
英会話のレッスンを受けているんですよ!
結局、英語で話せるようになるには
英語を話す以外にないですからね。
さて、話を戻しまして、
なぜ、そのさんが
「もう日本人とは仕事をしたくない」
と言われたのか?
・・・それが、そのさんにも
さっぱり理由がわからないのです。
某オンライン英会話で、
私はアメリカ人のP先生、という先生の
レッスンを受けていました。
P先生は、見るからにビジネスパーソン、
という感じの推定50代の男性。
P先生のレッスンはロジカルかつ情報量が
非常に多い授業で、
私としては「お気に入り講師」の一人で、
だいたい週1くらいのペースで
P先生のレッスンを予約していました。
ところが、ある時。
突然、
P先生から直接メッセージが届きました。
そこに書かれていたのは
「もう、日本人を教えるのは辞めたので
以降は、自分の予約を入れないでほしい」
というもの。
ええ?!
一体何があったのか?
と思ったのですが、
そのP先生のメッセージには
「複数の日本人のせいで詐欺的な取引に巻き込まれた」
「君のせいではない。君とは全く関係ないが、
もう日本人とは一切仕事をしないことにしたんだ」
と書かれているではないですか。
・・・
私はこれを読んで、
非常に残念な気持ちになりました。
もう先生のレッスンが受けられない、
という残念さの他に、
「P先生、残念な考え方だなあ」
と思ったんですね。
だって、私自身がP先生になにか
悪いことをしたわけではないのに
「日本人だから」
という理由で、もうレッスンを提供しない、
って、一体どういうことなんだろう?って。
P先生は、メッセージ上では、それ以上
詳しいことを教えてくれなかったので
いったい何があったのか、真相はわかりません。
一体どんな詐欺に巻き込まれてしまったのかも
わかりませんし、どんな日本人だったのか
知るよしもないですが、こういう形で
「日本人」全体が悪者になってしまう、
というのは非常に悲しいことだな、と思いました。
一方で、
P先生がどんな体験をしたにせよ、
その限られた体験が理由で
「もう日本人とは仕事しない」
って、ちょっと、いや、かなり
危険な考え方じゃないかな、と思ったんですね。
個人を見るのではなく「日本人全体」に
ダメ出しをしてしまっています。
その考え方って、非常に残念な考え方
なんじゃないかな、って。
捉えようによっては人種差別になりかねない。
〜〜〜
そして、私自身も、
もしかしたら誰かと関わるときに
「○○人だから」
という理由で、何か制限したり、
差別的な扱いをしてしまってはいないか?
と、ちょっとドキッとしたりもしました。
あなたはどうでしょうか?
こんなに極端な例ではなくとも
もしかして
「あの人はアメリカ人だから」
「あの人は中国人だから」
と、つい言ってしまったり、または相手の国籍や
人種によって態度を変えてしまったり、
ということってありませんか。
仕事であれ、プライベートであれ、
いろいろな国の人とやりとりしていると
当然ながら言語の違い、文化的な違いなど
すれ違いもたくさんあります。
すれ違いが起きるのは当然として、
それが「XX人だから」というくくり方に
ならないように気をつけたいな、と思ったのでした。
今日はちょっと重たい話でしたね!
次回はもっと楽しい話題を
お届けしたいと思います。