英語力、他人と比べるな
ビジネス英語習得15のコツ
https://www.youtube.com/watch?v=yQ0ZjjftDxw&t
1)英語ができたらどんな将来になるか想像する
2)いつまでに、どうなりたいか決める
3)現在地を把握する
4)戦略を立てる
5)学習記録をつける
6)細切れ時間でも毎日コツコツ
7)移動や場所でやることを決めておく
8)土日のうち1日は英語デーに
9)無料のリソースを上手に活用
10)あえて投資して自分を追い込む
11)「楽に」「簡単に」に騙されない
12)書いて口に出す=話す
13)好きなことを英語で
14)毎日使う
15)人と比べない →★今日はここ!
ここまで、4月から5月にかけて
全部で15の「コツ」をお伝えしてきましたが
今日は、いよいよ最終回!です。
まあ、もちろん、細かいことを言ったら
この他にも英語習得のコツはいっぱい
あるんですけどね・・・(^^)
〜〜〜
英語に限った話ではないかもしれません。
なにか一つのスキルを上達させたい、
というとき
「人と比べない」
ということ。
当たり前のようで
意外と出来ていないのが、これ。
〜〜〜
実は、かつてそのさんが働いていた
外資系メーカーで、こんなことがありました。
当時、私がマネージャーを務めた
マーケティングのチームには
経歴も年齢層も様々なメンバーがいました。
下は20代から、上は50代後半まで
日本人だけでなくカナダ人も。
メンバーの半分は、
英語が話せる日本人でしたが
中には英語が苦手な人、というのも
いました。
さらに、カナダ人のMさんのように
英語ネイティブなので難しい日本語になると
わからない、という人もいたわけです。
定例のチーム会議は日本語でやっていましたが
カナダ人のMさんがわからなさそうなときは
英語のできる人が補足する、という
まあ、なかなかに大変なチームでした。
そんなあるとき、英語は苦手だけど
そのさんよりずっとベテランのAさんが
「私、そのはたさんの前では
英語で話したくありません!」
と言い出したんですね。
私とカナダ人Mさんが英語で話している
様子を見ていたのでしょう。
「自分は英語が苦手だから、みんなの前で
英語で話したくない」
ということ、だったのですが・・・
そのとき、そのさんが思ったのは
「この人、もったいないなあ」
ということでした。
なぜって、この方、そのさんより
ずっと業界経験もあり、その分野では
社内で他の誰も真似できないような
専門分野もお持ちの方だったんですね。
それなのにAさんは
英語力を、人と比べてしまって
言いたいことをいう機会を
自ら閉じてしまっている・・・
ということ、ですよね?
その人が求められているのは
英語力よりもむしろ「専門性」なのに。
人と比べて英語力が劣る気がするから、
みんなの前では発言しない、となると
肝心の専門性まで見えなくなって
しまいます。
なんと、なんともったいない。
〜〜〜
英語学習をする上で
大事なことは「人と比べる」のではなく
自分と比べること、です。
前回のミーティングと比べて、
今回は1回多く発言できた、とか、
一年前と比べて
TOEICが50点あがった、とか、
過去の自分と比べてください。
他人と比べていたらきりがないです。
私だって、
他の英語の先生や他の英語コーチと
くらべたら、全然喋れてない!と思うことも
多々あります。
そして、英語が得意な先生たちだって
当たり前ですが、ネイティブと比べたら
全くできてない。
他人軸で上を見たらきりがないのです。
そうではなく
昨日の自分、一時間前の自分と比べて
「昨日できなかったことが出来ている」
「1時間前は知らなかったことを知っている」
というところにフォーカスすること。
これが、英語学習を続けるコツでもあるのです。
〜〜〜
いかがでしたでしょうか?
ここまで、
全部で15のコツをお伝えしてきました。
英語に限らず、語学の習得に「終わり」は
ありません。
長く続けてようやく実ってくるものだと思います。
私もまだまだ勉強中ですし、
毎日新しい発見があります。
この連載をお読みいただいて
そのさんと一緒に勉強したいな、と
思ってくださった方は
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6月17日(金)10時〜
6月18日(土)10時〜
6月18日(土)14時〜
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