日本語ペラペラ・アメリカ人講師の「発音」
英語中級者さんのお悩み
「もっと、タイムリーに英語が口から出てくるようにしたい!」
にぴったりのラジオ番組、ご存知ですか?
NHKラジオ第二放送「英会話タイムトライアル」
あの「英会話ペラペラビジネス100」の著者でもある、人気講師・スティーブ・ソレイシィさんの番組です。
こちらの番組、聴いたことある方、いらっしゃいますか?
今や、NHK語学放送はテキストとCDだけじゃなくて音声ダウンロードできたり、専用アプリがあったり、と私が中高生の時とは比べ物にならないくらい便利!(当たり前??)
ところで、先日、この番組のラジオ放送を聴いていて、ちょっと面白いことに気がついたのでシェアします。
それは、この番組の進行を務める日本語ペラペラのスティーブさんの「日本語の発音」について、です。
スティーブさんが、日本語で「です」「ます」というときの「す(SU)」の音が、まるで英語の「S」のよう、なんですよ。
さすが在日歴の長いスティーブさん。
本当に日本語が上手で、放送を聴いていて、彼の日本語に違和感を感じることはほとんどありません。
ですが、英語特有の「S」の鋭い子音を和らげることは、特に意識されていないようです。
スティーブさんの「です」「ます」は、明らかに私たち日本人が、日本語で普通に話すときの「です」「ます」とは違う、英語の「S」特有の強い子音で発音されています。
それに気がついた瞬間、私も
「あ!これは、す じゃなくて S だ!!」
と放送を聴きながら思わず口にしたくらい。
その気づきの後は、スティーブさんが放送中に「です」「ます」を言うたびに気にして聴いていましたが(笑)、やはり「S」のような音なのです。
そんな聴き方をしてみると、この番組を別の角度から楽しめるかも?
それはさておき、
「英会話タイムトライアル」は、英語の基礎力はあるはずなのに、タイムリーに英語が口から出てこない、というレベルの方のトレーニングとして最適なので、ぜひ聴いてみてください。
1回の放送はわずか10分ですし、4月、5月は、まだそんなに難しい内容ではないので、今からでも十分追いつけますよ〜
ラジオNHK第二放送、朝8時30分から。(再放送もあります)
現在放送中の5月号はこちらでチェック。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/text-09105-2020.html
聴くときは、是非スティーブさんの「日本語」にも注意して聴いてみてください。